FireFox先読み機能対策としてnextリンクを解除する
こんにちわ。たかちんです。
以前、「必要のないヘッダ情報を削除する」という記事を書きました。今回は、その続編でもあります。
Wordpressでは、ヘッダ情報にいろいろ自動で出力します。
そもそも、この記事を書くに至ったのは、Wordpressで構築したサイトのWEBアクセスログを見ていて、1つ疑問に思ったことが発端です。
その疑問は、WEBブラウザのFireFoxでアクセスがあった時に、必ず、2つのページにアクセスしている点です。
実際に自分でも確認しました。
FireFoxは、処理の高速化?のためか、ページの先読み機能があるらしいのです。(ほとんどの方はご存じだと思いますが、自分は知りませんでした。 )
このページの先読み機能のために、あるページへアクセスした場合、次に読み込むであろうページを先読みするためにアクセスしていたみたいです。
今回は、このFireFoxのページの先読み機能への対処を、簡単に紹介してみたいと思います。
何を基準にFireFoxはページの先読みするか?
そもそも、FireFoxのページの先読み機能は、何をもとに先読みするページを決めているかが理解できれば、その決定する要因を取り除けば良いことになりますね。
そこで、その決定するための情報は、何か?を調べてみました。
FireFoxは、表示しようとしている(している)ページのヘッダ情報のmeta情報から、先読みするページを決定しています。
以下は、その決定するための情報例です。
<link rel='prev' title='カテゴリごとにテンプレートを切り替える' href='http://wordpress.server-domain.info/setting/category_template.html' /> <link rel='next' title='WordPressのデータベースをバックアップする' href='http://wordpress.server-domain.info/setting/backup_restore.html' /> |
ちょっともったいぶってすみません。ただ、これだけです。
単純にlink rel=’next’が指定しているURLを先読みしているだけです。
この情報は、Wordpressのサイトで、次へ、前へなどのリンクを常に表示しているようなサイトであれば、意味があるかもしれませんね。
ただ、サイトによっては、記事の順番なんて意識していないことも多いと思います。このサイトそうですが・・・。
そのようなサイトにとっては、先読みしてもほとんど無駄になってしまうでしょう。逆にその先読みによるアクセスが、サーバーの負荷を上げてしまうことにもなります。
そこで、早速、このmeta情報をヘッダから削除してしまいましょう。
(SEO的には、多少、意味があるみたいですけど・・・。SEOもちょこちょこ変わりますからね。個人的には、あんまり神経質になることもないかと思います。)
link rel=’next’ 情報をヘッダから削除する
これは、以前の「必要のないヘッダ情報を削除する」という記事のやり方と同じです。remove_actionを使います。
ただ、Wordpress 2.xx と 3.xx では、少し違うので注意が必要です。
Wordpress versions 3.0 以上の場合、テーマ(テンプレート)のfunctions.phpへ以下のように記述します。
remove_action('wp_head', 'adjacent_posts_rel_link_wp_head'); |
Wordpress versions 3.0 以前の場合(2.xx)、テーマ(テンプレート)のfunctions.phpへ以下のように記述します。
remove_action('wp_head', 'adjacent_posts_rel_link'); |
実は、自分は、この問題の原因から対策にいたるまでに、数時間を要してしまいました。
ほんと、時間がもったいないです。
この記事が、同じ問題を抱えている方の助けになればうれしく思います。
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One Response to “FireFox先読み機能対策としてnextリンクを解除する”
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2011年05月11日 @ 11:31:27
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